HOME | 支援活動 | 各種派遣部隊への激励 | 国際緊急援助活動への激励

【国際緊急援助派遣部隊等の隊員激励】

 


トルコ・シリア大地震 政府専用機で機材輸送

 
 2月6日のトルコとシリアの国境付近で発生した大地震による災害支援のため、政府は民間医療チームの派遣と同チームが必要とする資機材の自衛隊機による輸送を決定した。これを受け、自衛隊は「国際緊急援助空輸隊等」を編成、2月13日、成田から人工呼吸器や除細動器、エックス線撮影装置、手術台などを搭載した特別輸送航空隊(千歳)のBー777政府専用機×1機が出発し、17日、同機は任務を終了し千歳基地に帰国した。
 帰国前の16日、千歳地方隊友会(会長・菊地伯)の寺澤博・副会長及び斗賀山信美・事務局長は隊本部を訪問し、特別輸送航空隊司令・山田眞也1空佐に隊友会からの激励品を贈呈した。隊司令からは「真っ先に激励くださり有難うございました」とのお礼の言葉があった。

帰国後、千歳基地隊員から歓迎を受ける空輸隊の隊員(統幕SNS


トンガ王国 国際緊急援助隊任務終了

隊友会は激励品を贈呈 

 1月15日のトンガ沖火山噴火に伴い、1月20日にトンガ王国国際緊急援助活動統合任務部隊(指揮官・湯浅秀樹海将=自衛艦隊司令官)が編成され、活動中であった「派遣統合任務部隊(陸自CH-47J輸送ヘリ2機を搭載した『おおすみ』」(指揮官・松味利紀1海佐=第1輸送隊司令)と、20日の編成後、23日までに出発した「トンガ王国国際緊急援助空輸隊(C-130輸送機2機とC-2輸送機2機)」(隊司令・藤井浩1空佐=第1輸送航空隊飛行群司令)は、2月17日をもってその全ての活動を終了した。
 「おおすみ」出発に先立つ1月22日、広島県隊友会(会長・寺尾憲治)は、物資搭載作業の現場を訪れ、隊友会からの激励品とともに広島県隊友会及び呉支部からの独自の激励品を贈呈した。
 また、任務終了後の2月28日、愛知県隊友会(会長・木原文雄)は、小牧基地(基地司令=第1輸送航空隊司令・渡部琢也空将補)を訪問し、任務に当たった隊員に対する激励品を贈呈した。トンガ王国国際緊急援助空輸隊司令として参加した藤井飛行群司令は、「短時間の準備でこれまで経験したことのない長距離の飛行後のはじめての土地での援助活動であったが、全く未知の土地での任務経験は自信とノウハウとなった」と述べた。
 なお、C-2輸送機部隊にも後日激励品を贈呈する予定である。
 
【活動経過】

 1/15

トンガ沖火山噴火

 1/20

トンガ王国国際緊急援助活動 統合任務部隊編成

トンガ王国国際緊急援助空輸隊編成

C-130×1 小牧基地出発

 1/21

C-130×1 同基地出発 豪アンバレー空軍基地に到着 22 日から活動

 1/22

C-2×1 美保基地出発

 1/23

C-2×1 同基地出発 アンバレー空軍基地に荷物卸下

 1/24

C-2×2 美保基地に帰投 待機

 1/24

派遣統合任務部隊が呉を出発

 2/9

現地入港 2/9-10 C-130×2 小牧基地に帰投 待機

 3/5

「おおすみ」呉基地帰港

トンガタプ島のヌクアロファ港で「おおすみ」を出迎えるトンガの方々や在留邦人の方々(統幕SNS)

松味派遣統合任務部隊指揮官に激励品目録を手交する寺尾会長

C-130輸送機から緊急支援物資を卸下(統幕SNS)

トンガ王国(Google map)

左から藤井飛行群司令、渡部1輸空隊司令、木原会長
 


オーストラリア国際緊急援助空輸隊が帰隊(出迎え)

  令和2年1月15日(水)よりオーストラリア連邦において国際緊急援助活動を実施中であった国際緊急援助空輸隊(空自第1輸送航空隊所属C-130輸送機2機、人員72名)が、同年2月10日(月)、任務を終了し帰国した。
 小牧基地では、空自航空支援集団司令官金古真一空将、同第1輸送航空隊司令兼ねて小牧基地司令船倉慶太空将補をはじめ同基地隊員とその家族、並びに、リチャード・コート駐日オーストラリア大使、(公社)家族会、(公社)隊友会、その他協力関係者が見守る中、18時30分過ぎオーストラリア国際緊急援助空輸隊のC-130×2機が着陸し、派遣隊長太田1佐の帰隊報告を以て歴史上特筆すべき「オーストラリア国際緊急援助空輸隊」は編成を解除した。
 なお、隊友会からは、慰問品としてスポーツドリンクを贈呈した。

 
 
 

オーストラリア連邦における国際緊急援助活動

 令和2115日(水)、オーストラリア連邦で発生した森林火災に伴う国際緊急援助活動のため、空自小牧基地よりオーストラリアに出発する空自C-130H型機×2機の激励・見送り行事に、愛知県隊友会 木原文雄会長が参加した。
 国際緊急援助空輸隊の空自C-130H型機×2機の現地での活動内容は、消化及び復旧に関連する人員及び物資の輸送を行う予定であり、120日は、リッチモンド空軍基地を拠点にエディンバラ、キングスコートなどへ、現地の消防士や器材の空輸を、121日は、オーストラリア空軍との物資共同搭載や人員などの空輸を行ったとのことです。