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公益社団法人 隊友会
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平成29年度政策提言書の防衛省への提出


 隊友会は、「国民と自衛隊とのかけ橋」として、国民の防衛意識の高揚や国の防衛・防災施策等への協力に関する各種活動を実施しています。
 これら活動の一環として防衛環境の改善・防衛基盤の育成発展に寄与する防衛諸政策のあり方などに関する「政策提言書」を毎年、防衛省に提出・報告するとともに国会議員や各界有識者などに送付しています。今年から新たに、統合幕僚長・陸・海・空幕僚長に対し説明を実施しました。作成は、昨年に引き続き偕行社、水交会、つばさ会を合わせた4団体合同であり、より深く幅広い提言書となっています。

【小野寺防衛大臣へ説明、提出】
 11月15日(木)、隊友会の藤縄会長、増田常務理事及び畑中常務執行役並びに偕行社の大越副理事長、水交会の齋藤理事長及びつばさ会の岩﨑副会長が小野寺防衛大臣を訪問して「平成29年度政策提言書」について説明しました。


 増田常務理事の説明の後、質疑応答に移り大臣からは「政策提言の問題認識は私共と同じである。ただし、政党としての立場、政府としての立場がある。直ちに進めるもの、後で進めるもの、政党間で議論して進めていくものもある。しかしながら目指すものは同じである。」と応じられ、今後4団体が説明を予定している与党への説明に期待を示されました。

【豊田事務次官・武田人事教育局長に対する説明】

 防衛大臣説明に先立ち、1114()に豊田事務次官、9()には武田人事教育局長に説明しました。

 豊田事務次官は「政策提言の中身については真剣に検討したい。(自衛隊の行動に関する)法律上の問題は安全保障法制で多くが解決されたが、まだまだ積み残しがあるのも事実であり、検討したい。防衛体制強化の問題は、大綱や中期の見直しが近いので、十分に議論する必要がある。処遇改善については若干進んだ分野もあるが手つかずの分野も積み残しの分野もある。」と述べられました。

 武田人事教育局長は、「今年の政策提言には新規提案も多く含まれており、中身についてじっくり読ませていただく。幅広い分野にわたり種々の観点から提言されており、提言を踏まえ反映できるものがあれば反映していきたい。簡単にできないものも多くあるが、精強性の維持と処遇改善について努力していきたい。防衛省として制度の改正等課題はたくさんあるが、提言を受けながらしっかりやりたい」と応じられました。

【4幕僚長に対する説明】
 11月21()には、4団体の代表が、一堂に会された河野統幕長、高田陸幕副長、山村海幕副長、杉山空幕長を訪問し、説明しました。質疑応答では、元自衛隊員の活用や防衛医科大の改革が話題となり、隊友会の増田常務理事が、「元自衛隊員の活用は幅広く言うと、関係団体と現役の皆さんとの有機的な連携が図れないかということである。」と補足しました。

 河野統幕長からは、「大綱・中期の見直しに関する与党の理解を深めるため、4団体のバックアップに期待する。」旨発言がありました。

【与党幹部への説明】

 11月29日(水)、4団体の代表は自民党本部の二階俊博幹事長、岸田文雄政務調査会長をそれぞれ訪問し、政策提言書の内容を説明しました。
 林幹事長代理と武田副幹事長とともに、隊友会の増田常務理事の説明を受けられた二階幹事長は、「ご苦労さん。我々と一緒になって頑張っていきましょう。」と応じられ、自衛隊に対する国民の支持に関心を示されました。

 岸田政調会長は説明の項目ごとに不明な点を質問され、特に「グレーゾーン事態に応ずる法的整備、対領空侵犯措置等の充実」の項では、詳しい説明を求められました。増田常務理事の「尖閣諸島を念頭に、艦艇発進の無人機や空母発進の戦闘機などによる領空侵犯等、現在の態勢では対処困難な事態への対処が必要」との説明に深く納得されていました。最後に、「要約というが、改めて提言項目を見れば、考えなければならない事項が多く有意義な提言である。すぐにできることと、出来ないことがあるが、問題認識は大変重要である。少しずつでも具体化していく必要があると認識している。」と結ばれました。

 12月5日(火)、4団体の代表は参議院議員会館会議室を訪れ、公明党の山口那津男代表、石田祝稔政務調査会長、濵地雅一安全保障部会長、三浦信祐同副会長、鰐淵洋子参議院議員に対し、政策提言書の内容を説明しました。隊友会の増田常務理事からの説明の後懇談に移り、山口代表は政策提言に対し感謝の意を表明され、「我々は国民の自衛隊がしっかり活動できるように頑張ります。」と述べられ、濵地安全保障部会長は「処遇改善について詳しく書かれている。予備自衛官採用企業に対する交付金については来年の通常国会でしっかり議論していく。今後とも部隊を視察し、現場を確認し、自衛隊の意見を聞いて活動していく。」と述べられました。また、三浦同副会長は「公明党として自衛隊の後方支援を行っていく。」と力強く表明された。


 提出した政策提言の細部は「平成29年度政策提言書LinkIcon」のとおりです。


過去の提言(平成20~22年要望書、平成23年~政策提言書)