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【ソマリア沖・アデン湾における海賊対処派遣部隊の隊員激励】

第21次派遣海賊対処行動支援隊が出国

1月23日、東部方面隊を基幹とする第21次派遣海賊対処行動支援隊要員の第2波が成田空港からチャーター機で出国した。これに先立つ14日、大宮駐屯地で壮行会が行われ、隊友会からは山澤將人埼玉県隊友会長が参加した。
前日、首都圏に初雪が観測された寒空とは打って変わって、冬晴れのなか、第1師団長・兒玉恭幸陸将を執行者として、埼玉県知事、東部方面総監、大宮駐屯地司令ほか来賓多数出席のもと、多くのご家族が見守るなかで、式典が挙行された。
式典で、執行者の兒玉師団長は、「ワンチームと感謝の気持ち」を要望、出発する79名は、それぞれ現地で活動するにあたっての抱負を元気に力強く述べた。
 式典に先立ち、山澤会長は第32普通科連隊隊長・(かやの)道彦1等陸佐を表敬し、埼玉県隊友会として、留守を預かるご家族に皆さまのご苦労への感謝と、協力団体としてできることがあれば、支援させていただきたい旨を述べた。(会長)   

第54次派遣海賊対処行動航空隊が出国

 
 令和6年3月5日、海上自衛隊那覇基地において海自第5航空群を基幹とする第54次派遣海賊対処行動航空隊(司令・澤畑裕太2等海佐)の出国式が行われた。
 式典には、第5航空群の隊員や派遣隊員のご家族・協力団体約80名(沖縄県隊友会6名)が参加、派遣される約60名の隊員を盛大に見送った。隊員はこの後那覇空港からチャーター便で出国した。
 活動地での情勢が厳しさを増す中、派遣隊員の中には小さな子供を持つ女性隊員もおり、出発前に我が子を抱きしめる姿に、参加者一同、只々、任務を完遂されて無事の帰国を祈るばかりだった。
 出国に先立つ3月1日、沖縄県隊友会(会長・平田喜彦)は、第5航空群を訪問・激励し、会長から澤畑派遣海賊対処行動航空隊司令へ激励品の贈呈を行った。
(沖縄県隊友会事務局長・清敏洋)

第47次派遣海賊対処行動水上部隊が出国

 
 令和6年2月1日、第47次派遣海賊対処水上部隊(情報収集活動を兼務)護衛艦「さざなみ」(指揮官=艦長・伴昌行2等海佐)が、乗員約200名、海上保安官8名を搭乗させ、海上自衛隊呉基地を出港した。
 この日、隊員及び隊員家族等約500名とともに、広島県隊友会(会長・寺尾憲治)呉支部(支部長・豊澤幸徳)の会員8名が激励・見送りを行った。また、出港後には同艦が通過する大須瀬戸で会員8名が呉隊友旗を掲げて激励・見送りを実施した。
 出国に先立つ1月31日、「さざなみ」を訪問し隊友会を代表して寺尾広島県隊友会長が激励品を贈呈した。
  (広島県隊友会事務局長・森本茂生)

第46次派遣海賊対処行動水上部隊が出国

 
 9月27日、第46次派遣海賊対処行動水上部隊(情報収集活動兼務)として派遣される護衛艦「あけぼの」の出国行事が、佐世保基地倉島岸壁で行われた。
 行事は、佐世保地方総監・俵干城海将をはじめとする各級指揮官、隊員、乗員家族のほか、支援団体などの来賓らが参列し、隊友会からは江見雅博長崎県隊友会長、豊住太佐世保支部長が参列し、「あけぼの」は盛大な見送りの中出港した。
 
 出港に先立つ9月21日、長崎県隊友会は、隊友会を代表して「あけぼの」を訪問し激励した。激励は「あけぼの」士官室において江見会長から派遣部隊指揮官「あけぼの」艦長・外川久人2等海佐と先任伍長・山﨑勝利海曹長へ任務の完遂と無事の帰国を祈って隊友会からの激励品を贈呈した。後日、江見会長へ外川艦長からのお礼状が届き、「与えられた任務を完遂し、我が国の国益に資するよう全力を尽くす所存」との決意が記されており、たいへん心強く感じた。
                (佐世保支部事務局次長・早田徹也)
 


第20次派遣海賊対処行動支援隊が出国

 4月25日(第1波)及び7月18日(第2波)に陸上総隊を基幹とする第20次派遣海賊対処行動支援隊要員が出国した。この日、宇都宮駐屯地において、見送り行事が行われ、約70名の第2波派遣隊員は隊員・家族及び隊友会員などに見送られ、出国の途に就いた。
 
 出発に先立つ6月28日、狩野康夫・栃木県隊友会長、安藤恒夫・経理部長及び増田孝久・広報部長は、中央即応連隊を訪問した。
 懇談後、狩野会長から、派遣隊員を代表して警衛隊長・西隼人3等陸佐に「今後約6カ月間、異国の地で、日本とは比較にならない酷暑の厳しい環境の中での任務遂行となるが、ぜひ、困難を克服し派遣任務を完遂して、無事の帰国をして頂きたい」との思いを込め激励品を手渡した。(増田広報部長)


45次派遣海賊対処水上部隊(中東地域における情報収集活動を兼務)を激励

 令和5年6月3日、海自横須賀基地船越地区において、護衛艦「いかづち」艦長・田中宏明2等海佐を指揮官とする第45次派遣海賊対処水上部隊(中東地域における情報収集活動を兼務)の出港行事が行われた。
 自衛艦隊司令官斎藤聡海将は、スーダンでの邦人輸送活動においてP―3C哨戒機が予備機として準備万端待機していたことや海賊対処行動のため近傍で活動中の護衛艦がスーダン沖合において不測の事態に備えていたことを紹介し、「彼らは名もなきヒーローであり、誇りに思う。諸君も同様に国民を守り、豊かな海を守るため献身的な活動をするよう期待する。特に、若い隊員は目立たない業務に従事するが、それぞれの持場において任務達成に邁進して欲しい」と、壮行の辞を送った。
 出港行事に先立つ5月24日、神奈川県隊友会横須賀支部(支部長・濱田暢喜)は、「いかづち」を訪問し、神奈川県隊友会(会長・松岡貞義)を代表し、田中艦長にスポーツドリンクなどの激励品を贈呈した。
 田中艦長は、「炎天下厳しい環境において活動する隊員にとって、このような激励品は一番の励みになります」と感謝を述べた。「いかづち」のご安航と任務の達成、隊員全員の無事の帰国を心から祈念する。(横須賀支部長・濱田暢喜)


52次派遣海賊対処行動航空隊を激励

 令和5年4月25日、那覇航空基地から第5航空群(群司令・高田哲哉海将補)を基幹とする第52次派遣海賊対処行動航空隊(隊長・出口晶一2等海佐)が出国した。
 出国に当たっては、派遣される約60名の隊員の任務完遂と安全への祈りを込め、第5航空群の隊員と派遣隊員のご家族、協力団体約80名(沖縄県隊友会10名を含む)が盛大に見送った。
 出国に先立つ19日、沖縄県隊友会(会長・平田喜彦)は、第5航空群を訪問し、平田会長から激励品を贈呈した。(清事務局長)


51次派遣海賊対処行動航空隊

 
 1月30日、海自八戸航空基地から第2航空群(群司令・石川一郎海将補)を基幹として、ソマリア沖・アデン湾に派遣される第51次派遣海賊対処行動航空隊(司令・川村智也2佐)のPー3C哨戒機2機が凍てつく寒さの中、基地隊員の見送りを受け飛び立った。他の要員は仙台空港から31日出国した。
 出発に先立つ1月24日、第2航空群司令に青森県隊友会(会長・堀内直樹)小笠原治仁三八地域支部長が任務の完遂と無事の帰国を願い隊友会からの激励品を託した。

第2航空群司令に隊友会からの激励品を託す小笠原支部長

 


44次派遣海賊対処行動水上部隊(情報収集活動兼務)を激励 

 
 1月22日、第44次派遣海賊対処行動水上部隊(情報収集活動兼務)として派遣される第7護衛隊司令・藤井健一1等海佐を指揮官とする護衛艦「まきなみ」(艦長・野瀬浩司2等海佐)の出国行事が、海上自衛隊大湊基地で行われた。
 行事には、木村防衛大臣政務官、津島衆議院議員、齋藤自衛艦隊司令官ほか部内外の来賓及び乗員家族等多数の関係者が参加し、当日の外気温が零下1度と凍てつく寒さの中、出港岸壁における見送りには、庭田下北支部長、阿部幹事長他会員有志が参加し、勇壮な軍艦マーチが演奏される中「まきなみ」を見送った。
 また、出国行事に先立つ1月17日、大湊地方総監部において「激励品贈呈式」がむつ市自衛隊家族会とともに行われた。 
 青森県隊友会下北支部からは、大久嘉範・副支部長及び阿部稔・幹事長が出席し、藤井第7護衛隊司令及び野瀬「まきなみ」艦長に、除菌ウエットテッシュなどの激励品を贈呈した。藤井司令からは「コロナ禍でもあり除菌グッズはとてもありがたい」との御礼の言葉があった。

大湊基地を出港する「まきなみ」

「まきなみ」野瀬艦長に目録を手交する大久副支部長


19次海賊対処行動支援隊

 
 11月8日(第1波)及び1月31日(第2波)に陸自東北方面隊を基幹とする第19次海賊対処行動支援隊要員が出国した。
 1月31日、神町駐屯地において、見送り行事が行われ、第20普通科連隊(連隊長・荒木貴志1佐)を基幹とする第2波派遣隊員は隊員・家族及び隊友会員などに見送られ、出国の途に就いた。
 出発に先立つ1月15日、神町駐屯地で出国行事が実施され、派遣隊長(20普連第3中隊長・丸山真弥3佐)は「東北の部隊らしい粘り強さで任務を遂行して、無事帰国できるよう精一杯頑張りたい」と述べた。
 山形県隊友会(会長・水沼洋二)は、隊友会からの激励品を贈呈し、派遣された隊員が、酷暑の中での活動を終え、8月に無事任務を完遂し帰国することを祈念した。
 
 また、1021日、第1波として海自第24航空隊(小松島司令・和田和起1佐)から派遣される2名の隊員の見送り行事において、徳島県小松島支部(支部長・山﨑忠雄)は徳島県護国神社のお守りなどの激励品を手渡すとともに、約半年間に亘る過酷な環境下での任務達成と無事の帰国を祈念した。 

丸山派遣隊長に激励品目録を手交する水沼会長

見送り行事において派遣隊員を激励する山﨑支部長


第50次派遣海賊対処行動航空隊が出国 

 
 11月8日、海自那覇航空基地から第5航空群(群司令・降旗琢丸海将補)を基幹として、ソマリア沖・アデン湾に派遣される第50次派遣海賊対処行動航空隊(司令・平川元気2等海佐)Pー3C×2機が、基地所属隊員、隊員家族及び約40名の協力団体(沖縄県隊友会7名を含む)の見送りの中出発した。
 統幕によれば、1115日現在、2009年以来の派遣海賊対処行動航空隊の累計飛行時間は2万1680時間で、護衛艦、諸外国の艦艇等及び民間商船への情報提供は累計1万5817回に及ぶ。また、第49次派遣海賊対処行動航空隊(第2航空群基幹)は1115日及び16日に海自八戸航空基地に帰還した。
  出発に先立つ11月2日、沖縄県隊友会(会長・平田喜彦)は第5航空群司令部を訪問し、降旗群司令に、隊友会からの激励品を贈呈した。
 

激励品を贈呈する平田会長


第43次派遣海賊対処行動水上部隊が佐世保を出港

 
 9月17日、第43次派遣海賊対処行動水上部隊(情報収集活動兼務)として派遣される第8護衛隊司令・飯ケ谷孝広1等海佐を指揮官とする護衛艦「すずつき」(艦長・岩森雄飛2等海佐)の出国行事が、台風14号の接近により1日前倒しとなって佐世保基地倉島岸壁で行われた。
 
 行事は、防衛副大臣・井野俊郎、自衛艦隊司令官・湯浅英樹海将、佐世保地方総監・西成人海将をはじめとする各級指揮官、隊員のほか、来賓として朝長則男佐世保市長、県・市議会議員、支援団体の代表らが参列し、多くの乗員家族が見守るなか実施された。
 隊友会からは江見雅博長崎県隊友会長、豊住太佐世保支部長が参列した。井野防衛副大臣及び湯浅自衛艦隊司令官が訓示、飯ケ谷派遣部隊指揮官が出国報告を行った後、乗員が清々と行進して乗艦し甲板上に整列。「出港用意」の号令で艦首の舫が解かれ、佐世保音楽隊が演奏する「軍艦行進曲」が響く中、艦上の乗員と岸壁で見送る隊員が帽振れを行い、盛んに手を振る家族に見送られながら出港した。
 出港に先立つ9月15日、江見長崎県隊友会長、豊住佐世保支部長及び松尾同事務局長は、隊友会を代表して激励のため「すずつき」を訪問。士官室において江見会長から飯ケ谷司令、岩森艦長へ任務の完遂と無事の帰国を祈って激励品を贈呈した。
 飯ケ谷司令からは、丁重なお礼の言葉とともに、「『すずつき』は今回2回目の派遣(前回は第25次隊・2016年7月派遣)となるが、今年度入隊し、数日前に教育隊を修業し乗艦したばかりの初任海士10数名も、臆することなく粛々と派遣準備に取り組んでいる」との紹介があり、大変頼もしく感じた。

佐世保を出港する「すずつき」

左から岩森艦長、江見会長、飯ケ谷司令、豊住支部長、松尾事務局長


第49次派遣海賊対処行動航空隊が出国

 
 派遣海賊対処行動航空隊は、2009年以来、水上部隊と共に毎日ジブチを拠点にアデン湾の警戒監視や中東地域の日本関係船舶の安全確保に向けた情報収集等にあたっている。統幕発表によれば、7月31日現在、累計で飛行回数2961回、飛行時間は約2万1390時間に及ぶ。この間の艦艇等への情報提供回数は、1万5733回である。
 内閣官房の公表によれば、派遣当初この地域で年間200件以上あった海賊事案は、2015年以降激減し、近年では2020年に1件発生したのみとなっている。世界的全体で見れば、現在も海賊事案が年間100件以上発生している事をみれば、派遣部隊の果たす役割は大きい。
 
 8月15日、八戸航空基地から第2航空群(群司令・髙田哲哉海将補)を基幹として、ソマリア沖・アデン湾に派遣される第49次派遣海賊対処行動航空隊(司令・吉留章友2等海佐)Pー3C2機が基地隊員等の見送りを受け飛び立ったほか、要員を乗せたバスが羽田空港に向け出発した。同基地からの派遣は今年2月以来で、約60名で編成され、派遣期間は約3か月間である。
 出国に際し、吉留司令は、「自由で開かれた海上交通の安全確保に努め、国際社会の平和と安全に貢献する所存だ」とコメントした。
 これに先立ち8月8日、第2航空群司令に青森県隊友会(会長・堀内直樹)三八地域支部小笠原治仁支部長が、任務の完遂と無事の帰国を願い隊友会からの激励品を託した。  

八戸基地から出国する派遣部隊

第2航空群司令に隊友会からの激励品を託す小笠原支部長


18次派遣海賊対処行動支援隊要員が出国

 
 陸上自衛隊中央即応連隊を基幹とし、陸上総隊及び自衛艦隊の各部隊から編成される第18次派遣海賊対処行動支援隊要員が、5月24日、及び7月26日に出国した。
 栃木県隊友会(会長・橋口豪二)は、7月5日、会長と安藤恒夫副会長が中央即応連隊(宇都宮)を訪問し、山田憲和連隊長及び派遣隊員との懇談後、橋口会長から派遣隊員に激励品を手渡した。
 橋口会長は、「異国の地で、日本とは比較にならない酷暑の厳しい環境の中での約6カ月間の任務遂行となるが、ぜひ、困難を克服し派遣任務を完遂し、無事の帰国をしていただきたい」と述べた。
  なお、宇都宮駐屯地以外の陸自隊員には陸上総隊司令部経由で、海自隊員には自衛艦隊司令部経由で激励品を贈っている。
 

激励品を手交(左から山田連隊長、橋口会長、派遣隊員代表)

48次派遣海賊対処行動航空隊が出国

 
5月24日、海上自衛隊那覇基地から、第5航空群(群司令・降旗琢丸海将補)を基幹とする第48次派遣海賊対処行動航空隊(司令・松川広司2等海佐)P-3C・2機が出国した。
5月17日、平田喜彦・沖縄県隊友会長及び清敏洋事務局長は第5航空群司令を表敬し、隊員の任務完遂と無事の帰国を祈念し、激励品の贈呈を行った。(事務局長)

第5航空群司令に激励品を手交する平田会長

第42次派遣海賊対処行動水上部隊(兼ねて情報収集活動)「はるさめ」が出港

 
 5月22日「はるさめ」の出国行事が佐世保基地倉島岸壁で行われた。
行事は、朝長佐世保市長らの来賓や支援団体の代表らが参列し、多くの乗員家族が見守るなか実施された。隊友会からは江見雅博・長崎県会長、豊住太・佐世保支部長が参加した。
 湯浅自衛艦隊司令官の訓示の後、瀬口海上保安監が派遣部隊を激励し、工藤司令が出港報告を行った後、乗員が清々と行進して乗艦し甲板上に整列。関係者や多くの家族に見送られながら出港した。
 出港に先立つ5月12日、長崎県隊友会は、隊友会を代表して「はるさめ」を訪問し、激励した。激励は、「はるさめ」士官室において豊住佐世保支部長、松尾進同支部事務局長の同席のもと、江見会長から工藤第2護衛隊司令、伴「はるさめ」艦長及び同先任伍長・中渡誠海曹長へ任務の完遂と無事の帰国を祈って隊友会からの激励品を贈呈した。工藤司令からは、丁重なお礼の言葉をいただいた。
 「はるさめ」は今回で5回目の派遣(前回=第35次隊・2019年11月派遣)となるが、今回はコロナ禍、半年に及ぶ派遣期間中、補給のための寄港地では、新型コロナウイルス感染防止のため乗員の上陸は許可されない。大変厳しい行動となるが、司令から、士気の高い派遣部隊の状況についての説明とともに、厳しい環境下での任務を覚悟しているとの言葉を聞き、大変心強く感じた。
(佐世保支部事務局次長・早田徹也)

出港する「はるさめ」

左から伴艦長、豊住佐世保支部長、工藤司令、江見会長、中渡先任伍長、松尾佐世保支部事務局長


第47次派遣海賊対処行動航空隊が出国

 
 令和4年2月28日、海上自衛隊八戸航空基地から、第2航空群(群司令・降旗琢丸海将補(当時))を基幹として、ソマリア沖・アデン湾に派遣される第47次派遣海賊対処行動航空隊(司令・西宮友樹2等海佐)P-3C・2機が出国した。
 出国に先立つ2月22日、青森県隊友会(会長・堀内直樹)小笠原治仁・三八地域支部長は第2航空群司令を表敬し、任務の完遂と無事の帰国を願い隊友会からの激励品を託した。(理事役・小清水吉弘)
 

第2航空群司令に激励品を託す小笠原支部長

第17次派遣海賊対処行動支援隊が出発

 
 1月25日、第10即応機動連隊(滝川)を基幹とする第17次派遣海賊対処行動支援隊の見送行事が真駒内駐屯地で行われた。派遣隊員は隊員・家族に見送られ、ジブチ共和国での約半年間の任務に向け、日本を出国した。
 出発に先立つ令和3年1219日、真駒内駐屯地で出国行事が実施され、札幌地方隊友会(会長・和田良作)から会長以下9名の会員が参加した。出国行事において、第11旅団長(宮本久德陸将補)は、「国益に直結する任務。意義を改めて認識し、職務に励んでもらいたい」と激励の言葉を述べた。その後、札幌地方隊友会長から、隊友会からの激励品を贈呈した。

隊員・家族に見守られながら出発する派遣隊員
(滝川駐屯地SNS

出国行事で激励品を手交する和田会長


第41次派遣海賊対処行動水上部隊(兼ねて情報収集活動)が出港

 
 1月9日、派遣海賊対処行動水上部隊の交代のため第4護衛隊司令・高橋秀彰1等海佐を指揮官とする護衛艦「さみだれ」(艦長・田村真(まさ)禎(よし)2等海佐)が出港した。同日は出港行事が行われ、晴天に恵まれた中、中曽根防衛政務官、湯浅自衛艦隊司令官からの訓示の後、呉音楽隊による演奏と家族や同僚隊員による見送りを受け、出港となった。
 出港に先立つ1227日、隊友会を代表して、寺尾憲治広島県隊友会長及び豊澤幸徳呉支部長ほか2名が第4護衛隊の「さみだれ」を訪問し、高橋隊司令、田村艦長へ任務の完遂と無事の帰国を願い激励品を贈呈した。高橋隊司令からは派遣に向けての態勢・準備状況について話を伺い、大変心強く感じた。
 昨年末の閣議で、それぞれ海賊対処と情報収集活動のため中東海域に派遣している護衛艦2隻を1隻に集約することを決定されたため、第4護衛隊「さみだれ」は両任務を兼務する初の部隊となる。(呉支部事務局長・森本茂生)

 

隊員家族と隊員らに見守られながら出港する「さみだれ」
 

左から若藤伸二呉支部副支部長、豊澤呉支部長、
寺尾会長、高橋第4護衛隊司令、田村「さみだれ」艦長
 


第46次派遣海賊対処行動航空隊が出発

 
 12月7日、海上自衛隊第5航空群(那覇)を基幹とし、屋宜(やぎ)純平2等海佐を指揮官とする第46次派遣海賊対処行動航空隊のP3-C哨戒機2機が、海上自衛隊那覇航空基地からソマリア沖・アデン湾に向け出発した。 
 これに先立ち、沖縄県隊友会・平田喜彦会長は、12月3日、会長以下3名で第5航空司令部を訪問し、群司令・金嶋浩司海将補へ激励品を贈呈した。また、出国に際しては、第5航空群の隊員や派遣隊員のご家族とともに協力団体約30名(沖縄県隊友会6名)も参加し、派遣される約60名の隊員の任務完遂と安全への祈りを込め盛大に見送った。(事務局長・清敏洋)
 

 

写真1 出国を見送る隊員家族と隊友会員ら

写真2 5空群司令に激励品を贈呈する平田会長


第40次派遣海賊対処行動水上部隊を激励

10月10日、ソマリア沖・アデン湾における海賊対処のために派遣されている水上部隊の交代のため、涌嶋英孝2等海佐を指揮官とする第40次派遣海賊対処行動水上部隊・護衛艦「ゆうだち」が海上自衛隊大湊基地を出港した。
 出航当日、第1突岸壁において出国行事が行われ、自衛艦隊司令官・湯浅秀樹海将、大湊地方総監・乾悦久海将をはじめとする各級指揮官、隊員のほか、来賓として宮下宗一郎むつ市長、県議会議員、市議会議長、むつ商工会議所会頭、隊友会の庭田下北支部長、むつ市自衛隊支援団体会長、海上保安官ら約100名が参列した。
 冒頭岸信夫防衛相の訓示を大湊地方総監が代読、続いて湯浅自衛艦隊司令官が「柔軟かつ大胆な発想で困難を乗り越えてほしい」と激励した。これに対し涌嶋「ゆうだち」艦長は「任務を完遂し、全員無事帰国します」と力強く挨拶した。

 「出港用意」の合図に船首の舫が離れ、大湊音楽隊の演奏する「軍艦行進曲」が鳴り響く中、乗員と、岸壁にいる関係者が互いに帽振れを行った。今回もまた、コロナ禍により、家族は岸壁で見送りができないため、東門付近から手を振り見送っており、その光景は何か寂しさを感じるものがあった。

 当日は、大湊小学校下の一本松付近から、阿部幹事長をはじめとする会員と大湊水交会とがそれぞれの会旗を振り、大湊湾から離れる「ゆうだち」乗員を見送った。また、この日は、同じく小学校下で、むつ募集事務所の広報官らが、来春入隊予定の高校生達を招待し、入隊後、活躍してくれるであろう高校達とともに、海外で活躍する「ゆうだち」乗員の雄姿を見学し盛んに手を振り、見送りを行った。今回の海賊対処を含め、大湊基地からの出港は11回目となり、乗員の中には4、5回目の派遣となる者が10名に達するとの話もあり、そうした隊員個々のこれまでの労苦に深い敬意を表するところである。
 出港に先立つ10月8日、庭田支部長と阿部幹事長が大監管理部長・風見雅行1佐同席のもと、「ゆうだち」艦長に対し、隊友会からの激励品目録を贈呈した。
 何よりも「ゆうだち」乗員200名の留守を預かるご家族の皆様方には、ご主人やご子弟の不在な正月となり、雪の降る季節にもなり、何かとご不便なこともあろうかと拝察するところですが、桜の咲く時期には無事に帰国することを念願しています。
(下北支部長・庭田良二)

 
 

 出港する「ゆうだち」を見送る湯浅自衛艦隊司令官ほか(大湊総監部提供)

「ゆうだち」の前で激励品目録贈呈時の庭田支部長ほか

第45次派遣海賊対処行動航空隊を激励

9月27日、海上自衛隊第2航空群(八戸)を基幹とし、中川蔵太2等海佐を指揮官とする第45次派遣海賊対処行動航空隊のPー3C哨戒機2機が、海上自衛隊八戸基地から
ソマリア沖・アデン湾に向け出国した。これに先立ち、派遣隊員が新型コロナウイルス感染防止のための待機中であった9月22日、青森県隊友会(会長・堀内直樹)小笠原治仁三八地域支部長は、第2航空群司令部を訪問し、任務の完遂と無事の帰国を願い、隊友会からの激励品を第2航空群司令に託した。
同基地からの派遣は今年4月以来16回目で、10月1日に成田空港を出発した要員と合わせ約60名が、ジブチ共和国のジブチ国際空港を拠点に、アデン湾の不審船の警戒監視や情報収集にあたる。
派遣海賊対処航空隊は約3カ月交代となっており、第44次隊のPー3C哨戒機は10月9日に那覇基地に帰国した。
(理事役・小清水吉弘)
 

第2航空群司令に隊友会からの激励品を託す小笠原支部長

 

第44次派遣海賊対処行動航空隊及び第16次派遣海賊対処行動支援隊を激励

 ソマリア沖・アデン湾における海賊対処のために派遣されている航空部隊の交代のため、第44次派遣海賊対処行動航空隊司令・濱川翔2等海佐を指揮官とする海上自衛隊第5航空群のP-3C哨戒機2機が7月8日に海上自衛隊那覇航空基地を出国した。
 派遣対処行動航空隊の交代は約3カ月となっており、第43次派遣海賊対処行動航空隊と交代後、先に出国した護衛艦「ゆうぎり」とともにソマリア沖・アデン湾における警戒活動を行う。第43次の要員は7月21日に帰国、航空機は8月3日に海上自衛隊八戸航空基地に帰国した。また、ジブチ共和国ジブチ国際空港北西地区を拠点として活動する派遣海賊対処行動支援隊の要員交代のため、中央即応連隊を基幹とする第16次派遣海賊対処行動支援隊(陸自及び海自の各部隊を含む)要員が5月31日から7月20日にかけて民間チャーター機で成田空港から出国した。指揮官は、第15次派
遣海賊対処行動支援隊司令・眞鍋輝彦1等陸佐から第16次派遣海賊対処行動支援隊司令・桑原和洋1等陸佐に交代し、約1年間(指揮官以外は約半年)派遣海賊対処行動航空隊の支援などに当たる。
 出国に先立ち、沖縄県隊友会と栃木県隊友会がそれぞれの部隊を激励した。
6月4日、橋口豪二栃木県隊友会長は、安藤恒夫副会長兼経理部長とともに宇都宮駐屯地所在の中央即応連隊を訪問、連隊長山田憲和1佐及び副連隊長菊池敦2佐同席のもと、第16次派遣海賊対処行動支援隊の警衛隊長富田亘3等陸佐に対し、激励品を手交した。
 警衛隊は、今後、異国の地で、日本とは比較にならない酷暑の厳しい環境の中での約6カ月間の任務遂行となるが是非、困難を克服し派遣任務を完遂して、無事の帰国を
していただきたいと願うものである。(広報部長・増田孝久)
 また、6月30日、沖縄県隊友会( 会長・平田喜彦)の中原誠事務局長は、那覇航空基地にある第5航空群司令部を訪れ、第44次派遣海賊対処行動航空隊に対する激励品を手交した。

 
 

那覇航空基地から出国する第44次派遣海賊対処行動航空隊のP─3C哨戒機と 見送りをする海自隊員(統幕提供)

5空群監理幕僚の田辺3海佐に激励品を手交する中原事務局長(当時)

中央即応連隊(宇都宮)において富田警衛隊長に激励品を手交する橋口会長(左から菊池副連隊長、山田連隊長、富田警衛隊長、橋口会長、安藤副会長)


第39次派遣海賊対処行動水上部隊を激励

 ソマリア沖・アデン湾における海賊対処のために派遣されている水上部隊要員交代のため、護衛艦「ゆうぎり」が第39次派遣水上部隊として6月12日に出国した。出国に先立ち、神奈川県隊友会が激励した。
 6月1日、濱田暢喜神奈川県隊友会横須賀支部長は、矢木同事務局長とともに、護衛艦ゆうぎり(艦長・熊代威2等海佐)が出国準備中の海自横須賀基地逸見岸壁を訪れ、神奈川県隊友会(会長・松岡貞義)からの激励品を贈呈した。濵田支部長は松岡会長からの激励文を伝達するとともに激励品を艦長に贈呈、艦長は、「このようにたくさんの激励品を頂き、乗員一同大変感謝しています。元気に任務を遂行してきます」と述べた。
 ゆうぎりは、6月5日の出国行事の後、健康観察のため岸壁にて待機、隊員約200名と海上保安官8名を乗せ、6月12日に横須賀を出港、ソマリア沖・アデン湾に進出した。(支部長)

ゆうぎり(岸壁側)の前で濵田支部長から熊代艦長に激励文を手交

 

第38次派遣海賊対処行動水上部隊が出発

 
 令和3年1月31 日、第38 次派遣海賊対処行動水上部隊として、舞鶴地方所属の護衛艦「せとぎり」が海上自衛隊舞鶴地区から出港した。
 これに先立ち、1月19 日、第38 次派遣海賊対処行動水上部隊指揮官佐藤伸哉2等海佐(「せとぎり」艦長)に対し、京都府隊友会長代理村上舞鶴支部長から激励品を贈呈した。贈呈式は、新型コロナウイルス感染による緊急事態宣言発令中のため、北吸岸壁において、鶴地方総監部管理部長小関昌彦1等海佐、隊友会からは柴田府広報理事役、長井舞鶴支部会計が同席して行った。佐藤艦長からは、派遣に向けての態勢と心構えについての心強い説明があった。
  なお、新型コロナウイルス感染防止のため、出港行事は参加者を最小限に縮小して行われ、その後、日本近海において、14 日間、乗組員の健康観察を実施し、ソマリア沖・アデン湾に向け進出した。また、今回は女性自衛官は含まれず、隊員約220名のほか、海上保安官8名も乗艦している。(舞鶴支部長・村上安紀)
 

 
 
佐藤艦長に激励品を贈呈する村上舞鶴支部長
 
出港する「せとぎり」(舞鶴地方総監部提供)

第15次派遣海賊対処行動支援隊を激励

 
 陸上自衛隊第50普通科連隊(高知)を基幹とする第15次派遣海賊対処行動支援隊要員が、令和2年11月26日(第1波)及び令和3年1月18日(第2波)に成田空港から出国した。
指揮官は、第14次派遣海賊対処行動支援隊司令の眞鍋輝彦1等陸佐が、要員交代後、第15次遣海賊対処行動支援隊司令に着任する。指揮官以外の要員は約半年で交代し、第14次の要員は2月2日に帰国した。
 第2波出発に先立ち、高知県隊友会(会長:今村功)は12月18日、高知駐屯地において派遣隊員に対する激励を行った。気象等慣れない厳しい環境での業務であり、全員が元気に任務を全うされることを念じつつ、隊友会本部と徳島・香川・愛媛・高知県隊友会からの激励品の目録を贈呈した。激励品は数次に渡り拠点のジブチに「故郷の味」などを送る予定となっている。
 

 
1 第15次派遣海賊対処行動支援隊要員が部隊を出発(第50普通科連隊提供)
2 支援隊警備隊長大川内靖博1尉に目録を手交する今村高知県会長

第37次派遣海賊対処行動水上部隊を激励

 
  長崎県隊友会(会長・江見雅博)は令和2年8月28 日、佐世保基地において、第37次派遣海賊対処行動水上部隊としてソマリア沖・アデン湾に派遣される第1護衛隊群第5護衛隊所属の護衛艦「ありあけ」艦長・江澤斎高2等海佐を訪問して激励した。
  激励は、新型コロナウイルス感染拡大防止を考慮し、第5護衛隊司令部庁舎玄関前において、「ありあけ」先任伍長・長谷川護海曹長及び佐世保支部長・豊住太の同席のもと、江見会長が派遣水上部隊指揮官・江澤斎高2等海佐へ任務 の完遂と無事の帰国を祈って隊友会からの激励品を贈呈し激励した。江澤艦長からは、丁重なお礼の言葉とともに、新型コロナ感染防止を図りながらも、士気の高い派遣部隊の状況について説明があった。「ありあけ」は9月13 日に予定通り出港した。
(県常任理事役・早田徹也)
 

左から豊住支部長、江見会長、江澤艦長、長谷川先任伍長

14次派遣海賊対処行動支援隊を激励

  
 令和2年5月25日、栃木県隊友会(会長橋口豪二)安藤恒夫副会長は、宇都宮駐屯地所在の中央即応連隊を訪問し、第14次派遣海賊対処行動支援隊要員に激励品を手渡し激励した。
 今回は新型コ ロナウイルス感 染防止の観点から、従来行ってきた盛大な見送りは中止しての出発となったが、6月22日、士気高らかにジブチへの途についた。支援隊は今後、異国の地で、日本とは比較にならない酷暑の厳しい環境の中での約6カ月間の任務 遂行となるが、是非、困難を克服し派遣任務を完遂して、無事の帰国をしていただきたいと願う。帰国は、2月初旬頃になる予定で、全隊員のご健勝とご無事の帰国を栃木県隊友会員全員で祈っている。

 
 

38次派遣海賊対処行動航空隊を激励

 
 令和218日(水)、平田喜彦沖縄県隊友会長及び中原誠同事務局長は、沖縄県那覇市に所在する海上自衛隊第5航空群司令部を訪れ、海上自衛隊第5航空群司令金嶋浩司海将補同席のもと、同年111日(土)に出国する第38次派遣海賊対処行動航空隊司令稲生修一2等海佐に激励品(隊員希望の粉末スポーツドリンク)を手交し、派遣期間の安全と任務完遂を祈念した。
 同派遣航空隊隊員は64名で、女性隊員1名が含まれている。

 

13次派遣海賊対処行動支援隊の激励

 
 令和元年1220日(金)、遠軽駐屯地(司令・大野木秀樹1佐)の年末行事において実施された第13次派遣海賊対処行動支援隊要員の紹介行事に旭川地方隊友会長代理として遠軽支部長が参加し、派遣隊員代表の能登恒1等陸尉に激励品(隊員要望のポカリスエット等の飲料水)を贈呈し、任務を完遂と全員無事の帰隊を祈念した。
 年明け早々の令和2年1月6日(月)に旭川駐屯地で実施された第13次派遣海賊対処行動支援隊出国行事には、四月朔日(わたぬき)徹 旭川地方隊友会長をはじめ、有馬義明遠軽支部長、東峰晴名寄支部長、笹本牧司留萌支部長が、その後行われた見送りには、旭川市の3コ支部会員15名を合わせた総勢19名の会員が参加し、派遣隊員を見送った。
 派遣隊員代表の能登1陸尉からは、「準備を万全にし、大野木連隊長の要望事項を実践して任務を全うし、全員無事に家族のもとへ帰ってきます」との挨拶があった。
 

能登支援隊長へ激励品を渡す県会長代理の有馬遠軽支部長

35次派遣海賊対処行動水上部隊を激励

 
 令和元年1121日(木)、長崎県隊友会 江見雅博会長は、隊友会を代表して佐世保基地において実施された第35次派遣海賊対処行動水上部隊として派遣される護衛艦「はるさめ」を訪問して激励した。
 ソマリア沖・アデン湾に派遣される第2護衛隊「はるさめ」士官室において、江見会長から派遣水上部隊指揮官・大島輝久二等海佐(「はるさめ」艦長)へ任務の完遂と無事の帰国を祈って隊友会からの激励品を贈呈した。大島指揮官からは、丁重なお礼の言葉とともに士気の高い派遣部隊の状況について説明があり、大変頼もしくまた誇らしく感じた。
 1124日(日)に行われた出国行事では、佐世保地方総監中尾剛久海将が河野太郎防衛大臣訓示を代読、協力団体の花束贈呈後、大島艦長から力強い出港報告がなされ、派遣隊員は意気揚々と乗艦し、家族等約五百名の見送りを受けて出港した。「はるさめ」は四回目の派遣であり、帰国は来年夏頃の予定である。
 出国行事には、隊友会を代表して長崎県隊友会 江見雅博会長が参加した。
 

  
江見会長(左)から大島指揮官へ激励品の贈呈

第37次派遣海賊対処行動航空隊を激励

 
 10月2日(水)、八戸航空基地において、第37次派遣海賊対処行動航空隊(司令・米田一則2佐、P-3C×2機、隊員63名)の出国行事が実施され、青森県隊友会長代理として小笠原治仁三八地域支部長が参加した。
 出国に際し、米田司令は「国民の期待に応えるべく、経験を基に万全の体制で任務に臨みたい。」と抱負を語った。
 これに先立つ10月1日(火)、青森県隊友会長代理の小笠原治仁三八地域支部長が任務の完遂と無事の帰国を願い米田隊司令に激励品(隊員希望の粉末スポーツドリンク)を贈呈した。
 


36次派遣海賊対処行動航空隊を激励

 
 令和元年7月10日(水)、平田喜彦沖縄県隊友会長、新里勇人会員(元1等海佐、那覇航空基地OB)及び中原誠事務局長は、第5航空群司令同席のもと、7月12日(金)出国しソマリア沖アデン湾において警戒監視任務に従事する第36次派遣海賊対処行動航空隊司令 大原 浩史2等海佐に激励品を手交し、激励した。
 第5航空群としては12回目となる同任務へは、今回で4回目の派遣となる隊員や女性隊員1名が含まれている。

 
 

12次派遣海賊対処行動支援隊の激励

 
 令和元年75日(月)、栃木県隊友会(会長・橋口豪二)は、第12次派遣海賊対処行動支援隊の警備隊長青柳秀和3等陸佐を訪れ、連隊長立会のもと、隊友会からの激励品を手交し、派遣隊員を激励した。
 青柳警備隊長以下約40名(全部で約60名)は、9時過ぎに駐屯地の各部隊の隊員や家族、隊友会、家族会等に見送られながら、宇都宮駐屯地を出発した。
 帰国は、一月末頃になる予定である。
 支援隊の、異国の地の日本とは比較にならない厳しい環境の中での困難を克服した任務遂行と、全員のご健勝と無事の帰国を祈念するものである。
 

 

第35次派遣海賊対処行動航空隊を激励

 
 平成31年4月12日(金)八戸航空基地において、第35次派遣海賊対処行動航空隊(司令・安納藤嘉2海佐)として派遣されるP-3C×2機、隊員63名の出国行事が実施された。
出国に際し、安納司令は「今年で派遣は10年目となる。国民の期待に応えられるよう、隊員一人も欠けることなく任務を全うしたい。」と抱負を語った。
 これに先立つ4月2日(火)、青森県隊友会長代理として小笠原三八地域支部長が、安納司令を訪れ、任務の完遂と無事の帰国を願い激励品(粉末スポーツドリンク)を贈呈した。


34次派遣海賊対処行動水上部隊を激励

 
 広島県隊友会は、令和元年725日(木)、ソマリア沖・アデン湾に第34次派遣海賊対処行動水上部隊として派遣される護衛艦「さざなみ」を訪れ、同派遣隊員を激励した。
 広島県隊友会長代理として激励品を手交し、激励した竹中勝義呉隊友会長に対し、同派遣部隊指揮官の石川将司2等海佐からは丁重なお礼の言葉があった。
 ソマリア沖・アデン湾に向けた出港の準備状況及び海賊対処行動水上部隊についての説明を聞き、今回の最多参加(4回目)隊員である廣光智先任伍長の紹介があり、その後、指揮官以下乗員の安全なる航海を祈り、石川指揮官・当直士官等の見送りを受け、護衛艦「さざなみ」を後にした。


33次派遣海賊対処行動水上部隊を激励

 
 京都府隊友会(会長・藤田守)は、平成31312日第33次派遣海賊対処行動水上部隊として、ソマリア沖・アデン湾に派遣される第14護衛隊「あさぎり」を尾嶋副会長以下4名が訪問し、艦長・佐藤吉範2等海佐に激励品を贈呈し激励した。
 士官室で副艦長及び先任伍長同席の元、佐藤艦長から派遣間の安全対策、心構え、隊員の健康管理等現地で予想される事案対応について説明を受け、大変頼もしく感じた。

 また、 3160930から出港行事が行われた。行事は中尾剛久舞鶴地方総監が岩屋防衛大臣の訓示代読、協力団体からの花束贈呈と続いた後、地元の幼稚園児から手作りのメダルが派遣隊員にプレゼントされ、微笑ましい激励後、佐藤艦長から力強い申告がなされた。その後派遣隊員は意気揚々と乗艦し、家族等 700人の見送りを受け、帽振れの中、暫しの別れを惜しみつつ「あさぎり」は北吸桟橋を離れた。なお、今回はウエーブ 17名を含む約 200名の他、海上保安官も乗艦し、約半年間現地で活動する。