「北方領土の日」街頭啓発活動を実施【三次支部】

広島県隊友会三次支部(支部長・荒瀬哲久)は、2月7日の「北方領土の日」に合わせ、三次市内にある商業施設のサングリーン三次において街頭啓発活動を実施した。

この日は大雪の降る寒い日であったが、支部長を含む会員4名が参加、他の団体等と協力し、市民の方に北方領土問題に対する関心と理解を深めてもらう為、啓発チラシが入ったポケットティシュを配布し、北方領土返還運動の推進を図った。
    

終了後は、隊友会会員相互に意見交換して、北海道での部隊勤務時の話や北方機動演習時の道内研修等について思い出話に花を咲かせた。

また、終戦時の占守島の戦いについて、樋口季一郎中将と池田末男大佐2人の優秀な指揮官がいたからこそ、ソ連に北海道までの侵攻させなかったこと。
特に第5方面軍司令官の樋口中将が、ソ連の侵攻を予測し、武装解除せず、侵攻後は、素早い的確な判断により戦闘開始を即断したことなどや、「戦車隊の神様」と呼ばれていた池田大佐が戦車第11連隊を陣頭指揮して赤軍を阻止したことなど、会員は当時の指揮官や北方領土に思いを馳せた。

(三次支部:荒瀬支部長)

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