予備自訓練激励時の挨拶
予備自衛官は平素は社会人として各々の職業に従事しつつ、年間5日間の訓練招集に参加し、練度の維持と同時に心身のリフレッシュに努めています。
予備自衛官制度は、国家防衛の重要な柱の一つであり、いざというときは、自衛官となり、わが国の防衛等に従事します。
隊友会は防衛省・自衛隊のOBからなる公益社団法人であります。
公益社団法人になって12年目、「国民と自衛隊のかけ橋」としての隊友会の存在意義はますます重要性は増してきており、防衛省・自衛隊の活動を支援・協力するとともに地域社会への「国防意識の普及高揚」を重視して、公益事業活動を行っております。
現在最大の公益事業は11月3日に実施される群馬マラソンの支援、参加者の荷物預かりだと思っています。
ところで、現在の自衛隊の最大の問題点は自衛官候補生の募集です。
本年度の実績では、募集も採用も六割を切っているようです。
また予備自衛官の採用数も定員をかなり下回っていると聞いています。
「人は石垣、人は城」人の重要性はどんなに科学が進歩しても不変です。
募集に直接携わる現職はもちろんのこと、他の職域さらには予備自衛官にも現状を深く認識し支援していただきたいと思っています。
群馬県隊友会長として自衛官候補生をはじめ募集に全力で支援していく所存です。
令和5年12月1日 群馬県隊友会会長 小島 健二
コメント