支援活動
自衛隊諸業務の支援・協力
訓練への参加・協力
留守家族安否確認検証訓練に参加
鹿児島県隊友会(会長:宮口修一)は令和2年2月20日、国分駐屯地において実施された「関係部外団体と連携した安否確認検証訓練」に会員が参加した。本訓練は、平成30年8月に国分駐屯地司令と締結した「大規模災害時における派遣隊員の留守家族支援に関する協定」に基づき実施されたもので、協定締結後、初めての実働訓練である。国分駐屯地業務隊が企画し、国分、隼人支部の一部と同じ地域の家族会が参加した。訓練目的は、部隊と家族会及び隊友会が連携した隊員家族の安否確認要領を検証して今後の家族支援施策の資とするものである。事前に2回の調整会議を行い十分な準備がなされ実施された。訓練は、想定に基づき状況付与し、先ずは「部隊による確認」、次は「家族会による確認」、最後に「隊友会による確認」の流れに沿って、それぞれが実際に留守家族宅を訪問し安否確認を行った。日を改めて研究会が行われ、「普段から留守家族宅を把握しておかないと探すのが困難、そのため地図の準備が必要」、「今回の訓練でイメージアップができた」など様々な意見があり、今後の家族支援施策に多くの教訓を得ることができたことが、一番の成果であった。
隼人支部長 平原 誠 記
訪問家族に隊友会員証を提示する会員