兵庫県隊友会(会長 小川祥一)は、11 月16 日及び17 日の2 日間にわたって令和7 年度近畿ブロック研修会を担当した。本部からは常務執行役末吉洋明氏、近畿地域担当執行役早川 ・川瀬両氏が出席したほか、畿内の会長(代理者含む)、事務局長並びに兵庫県各支部代表者など多数の参集があった。
研修会においては、隊友会活動状況、家族支援事業の課題及び本部への要望事項の3 テーマについて発表・意見交換を行い、会勢維持の工夫や見える隊友会活動に関する資を得ることができた。特に家族支援関連の議題では、情報共有及び課題解決をスピーディーに行うためには、主催県地本隊員のほか方面・師団・ 駐屯地等窓口隊員の参加が不可欠であるとの認識に至った。
防衛講話では元中部方面総監堀井泰蔵氏が 「島嶼防衛戦術私見」と題した講話を行った。国会議員、県議会議員、3 師団副師団長のほか、現職隊員、家族会、本研修会参加者など他府県会員を含め約70 名が講話に聴き入った。
防衛講話に続いて開催した懇親会においては、小川会長挨拶で 「クマ」がキーワードとなったことから、中締めを特別顧問の熊谷氏にお願いした。会場のホテル側からは、「参加者の年齢層とは思えないほどの盛り上り、会歌合唱の迫力、飲食力など、初めての体験でした」との驚きのコメントをいただいた。
2 日目は千僧(せんぞ)駐屯地を訪問、第3 師団副師団長兼駐屯地司令豊田陸将補を表敬したのち、司令業務室長菊池3 佐の案内により最新の営内生活環境を整えたモデルルーム見学及び営内規則改正後の生活状況の説明を受けるとともに、修親会・ 曹友会の現状も説明があり、隊友会の会員獲得にはより一層の工夫が必要と感じた。また、会食は委託食堂として53 年間営んでいる「寿」 食堂で開催した。
最後は末吉常務執行役のご提案により、参加者全員で殉職隊員「顕彰碑」を訪れ、殉職された隊員を偲んで令和7 年度近畿ブロック研修会を締めくくった。














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