硫黄島遺骨収集事業参加

硫黄島遺骨収集に参加して

群馬県隊友会 岡村 茂

平成三〇年度第一回硫黄島遺骨収集に参加しました。 私の祖父は硫黄島で戦死していて祖父がどの様な場所で国に御霊を捧げたかこの目で確かめたかったのです。期間は六月二六日~七月一一日の間で硫黄島には二七日から滞在しました。

遺骨収容作業は、地熱及び有毒ガスとの戦いでした。火山灰を掘り進めると地熱の為急激に汗が吹き出します。海岸線の防御陣地跡では御遺体が骸骨標本の様に発掘される一方砲弾での損傷も激しく広範囲での作業になります、生きた砲弾もやっかいでした。大きく掘削する時の作業中には注意が必要です。作業手順は、豪陣地跡では入口付近の土砂を先頭が掘り次が搬送、最後に「ふるい」で判別して行きます。 遺骨の一部分が出ると先頭で力任せの団員と交代で繊細な筆及び竹串での作業となります。海岸では全員で広がって出来た作業も豪では違います。特に、御遺骨が「もろく」土に帰る途中です。豪入口が完了し豪内へ「サウナ」及び「ガス」です。日本を守るために途方もない苦労を思い知る事に成りました。 特に、豪内では黒く焼けた個所が多く見受けられます。七〇年以上経過しているので天井も「もろく」ヘルメットが当たると崩れます。各場所からは、認識票、砲弾類、碁石、万年筆、メガネ、薬品及び鉄兜類が出てきます。名前が有れば御遺族に返還できますが大多数が無記名です。 隊友会第一期とした他の団員(ベテラン揃い)の方に貢献出来る事は「陣地の編成」では交通豪、射撃陣地及び掩蔽部の見積もり「火器操法人員」では速射砲では何人で操作したか等です。それと「掘削力」では高齢者多いのでかなり期待されます。最後に、ガス検知及び弾薬回収の現役隊員に感謝します。※朝の体操も期待されます。

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